Chromebook C101PAのcrostiniでLinuxアプリを使ってみた

久しぶりになったけど長期出張に行ってたり、モチベが上がらなかったりで放置してました。

Chrome OS 69からC101PAでもcrostiniでLinuxのアプリが使えるようになりました。

さくっと日本語化の手順をメモしておきます。

1.日本語のフォント入れる。

好みで何でもいいけどChromebookってことでNoto Fontを入れます。

$sudo apt install fonts-noto-cjk

2.タイムゾーンを設定する。

日本に住んでるので

$sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

 

3.ロケールの設定をする。

$sudo apt install task-japanese
$sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8

4.日本語の入力環境を整える。

日本語入力にはfcitx-mozcを使うと良いようですがarm64のレポジトリにパッケージがないので自分でビルドするか何処かから入手する必要があります。

僕はmatoken’s memeさんの「Debianでもarm64でmozc build」で公開されているパッケージをインストールしました。後は ChromeOSのLinux(Crostini)で日本語入力(自動起動対応) のとおりに設定すればOKです。

とりあえず  「ASUS Chromebook Flip C101PAに、Visual Studio Codeをインストール」を参考にVSCodeは使えました。

Chromebook C101PAでVisual Studio Codeを起動してブログの下書きを書いてみました。

 

5.最後に

日常作業はChrome OSで完結しつつあるけどシームレスにLinux使えるようになったのは素晴らしいと思います。

インテル系CPUのChromebookならLinuxやプログラミングの学習に最適かもしれませんね。Steamのゲームも出来るかも?
でも、ARM系CPUのデバイスだと使えるアプリがちょっと少ない感じです。

Chrome OS+Android+Debianなハイブリッドマシンとして新しい使い道が見つかるかもしれませんね。

ChromebookのLinux対応状況

ちょっと前ですがGoogle PixelbookとSamsung Chromebook Plusに続いてChromebook C101PAがCrostiniに対応するという発表がありました。

The Asus Chromebook Flip C101 is the next Chromebook to get Linux app support

適当に要約すると「C101PAはChromebook Plusと同じCPUとマザーボードだからすぐにLinuxアプリに対応出来るよ。」ってことみたいです。

Chrome OS 69からの対応と思われるのでStableチャンネルでの対応は9月上旬くらいでしょうか?楽しみですね。

その他のLinux対応のChromebookの一覧は下記で確認出来ます。

Here’s a list of Chromebooks with Linux app support

インテル製CPUの機種に関してAppollo Lake以降なら全てのデバイスが対応するようですが、残念ながらBay Trail世代の機種は未対応とのです。

Coreプロセッサーの機種については情報ないですね。個人的にはC302CAが気になりますが。

ChromebookをLinuxノートとして利用して思ったこと

少し前の記事でChromebook C101PAにcroutonでLinux環境(Xubuntu 18.04)を導入したと書きましたが1ヶ月使ってみての感想です。

スクリーンショット Xubuntu 18.10 on Chromebook C101PA
スクリーンショット Xubuntu 18.10

普段はChromeOSで使用して必要な場合はLinuxに切り替えて利用しています。メリットは言うまでもなくChromeOSの気軽さにLinuxの豊富なソフトウェア資源が加わることで利用範囲が格段に広がることです。

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