ChromebookをLinuxノートとして利用して思ったこと

少し前の記事でChromebook C101PAにcroutonでLinux環境(Xubuntu 18.04)を導入したと書きましたが1ヶ月使ってみての感想です。

スクリーンショット Xubuntu 18.10 on Chromebook C101PA
スクリーンショット Xubuntu 18.10

普段はChromeOSで使用して必要な場合はLinuxに切り替えて利用しています。メリットは言うまでもなくChromeOSの気軽さにLinuxの豊富なソフトウェア資源が加わることで利用範囲が格段に広がることです。

一方でデメリットもあります。16GBしか内蔵ストレージを積んでいないChromeBookでは元々10GB程度しか残っていない内蔵ストレージの大部分をLinux環境が占めてしまうことです。僕の環境では残り2GBしか残っていません。なのでLinuxを導入したChromebookにAndroidアプリをガンガン入れて利用するといった使い方は難しいかもしれませんね。

もう一点はセキュリティの問題です。Linuxの導入にはChromebookをデベロッパーモードにしなければいけません。デベロッパーモードで起動することでOSの全てのファイルにアクセス出来てしまいます。(スマホで言えば脱獄やRoot化のイメージに近いかと思います。)最近ではChrome拡張機能で悪質なものも多いようなので気をつける必要があると思います。

ChromebookでLinuxアプリケーションを利用する別の選択肢としてChromebook上でLinux仮想マシンを稼働させるCrostiniというプロジェクトも進んでいるようです。

 

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